子どもの潜在能力を引き出すコーチング_02

子どもの潜在能力を引き出すコーチング

多様性が重視される社会

2020年に大学入試センター試験が廃止されることが決定しました。その背景に関して、下村博文 文部科学大臣は、以下のように述べています。

「強い自己否定感」を持った高校生を生み出してしまった典型的な原因が、「大学入試制度」にあると私は考えています。つまり、偏差値という1つのモノサシだけでやってきてしまったことがその根本にあります。もちろん、いまは多様な入試にチャレンジしている大学もありますが、基本的には、暗記や記憶といったいわゆる知識詰め込み型の学力で合否が決まるところがほとんどです。それは高校生から見れば、やはりどうしても受験勉強という1つの価値観に縛られてしまう。それ以外の多様な面を評価される機会がなかなかないのです。

しかし、グローバル化が進んだいま、実社会では1つの価値観だけに縛られる時代はとっくに終わりを迎えていて、むしろ多様性が重視される社会にシフトし始めています。にもかかわらず、日本の教育現場、とくに大学入試の場面においては、いまだ1つの価値観に縛られた状態が続いています。
そうした実社会と教育現場のギャップに対し、大学受験に向かう高校生たちはある種の息苦しさのようなものを感じているのではないか。それが強い自己否定感につながっているのではないか、と思うのです。
http://diamond.jp/articles/-/60886?page=2

家庭教育においても、多様性を重視した考え方を持って、親が子どもと接することが必要とされる時代となってきました。学力だけではなく、知識を活用する能力、コミュニケーション能力、問題発見能力、問題解決能力などです。机上の空論の学問ではなく、現実の状況を把握した上で、どのように対処していくことができるのかが問われる時代となりました。

子どもたちは、次の時代を創っていく素晴らしい能力を持っています。1つの価値観で子どもたちを見てしまうと、優れた子どもたちの才能が封印されてしまう可能性があります。
子どもの潜在能力を引き出すためにも、親自身が多様性を理解していくことが重要な時代となりました。

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