知的機能(考える脳)と情的機能(感じる脳)

カテゴリー:

脳トレ

共感の項目で、「〇〇という事情・状況の中で、△△という気持ちになったんですね。」ということを説明しました。
事情・状況を把握するのは知的理解であり、気持ちを共にするのは情的理解です。言い換えれば、理性と感情です。脳には、知的機能と情的機能があります。

コーチは、知的機能と情的機能の両方を同時に駆使して傾聴していきます。学校の授業においては、知的機能を中心として脳を使っています。しかし、コーチングにおいては、クライアントの深い心の世界に入っていくので、情的機能も必要になります。
コーチングに慣れないと両方の機能を駆使することはなかなか困難です。
最初は、知的機能よりも情的機能を使って傾聴していきます。あくまでもクライアントの気持ちに焦点を当てて、傾聴していきます。その結果、事情・状況がよくわからなくなってきます。クライアントのお話を知的に把握できなくなります。情的機能に絞り、クライアントの情の世界に意識を集中します。考える脳よりも、感じる脳を使います。

脳は、筋肉と同じように、トレーニングによって、能力が向上します。筋トレと同じように、脳トレが可能です。
クライアントの情の世界に意識を集中して、トレーニングを積みます。すると、段々と情的機能の能力が向上してきます。情的機能が向上してきたら、並行して知的機能にも意識を傾けていきます。情的機能を果たすのに全エネルギーを注がなくてもよくなってくると、つまり、脳に余裕が持てるようになってくると、並行して知的機能を果たすことができるようになってきます。
情的機能を高めてから、並行して知的機能を向上させるトレーニングを行いことがポイントです。

Pocket
LINEで送る