アソシエーションとディソシエーション_3

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アソシエーションとディソシエーション

活用例_2

車に乗ることが多い加藤さんは、次のようなアソシエーションをすることが度々あります。

アソシエーション

自転車が車道を走ると危ないよね。いつ車の方へふらふらと寄ってくるかわからない。自転車は、もっと車道のはしっこをゆっくりと走ってほしいよね。特に狭い車道の時には、自転車を抜かそうとするとセンターラインを越えてしまい、対向車とぶつかってしまうかもしれない。若い人が自転車をすごいスピードで走るのもやめてほしい。えらい迷惑だ。

ところが、珍しく加藤さんが自転車に乗ってみると、全く別のアソシエーションをしました。

アソシエーション

車は危ないよね。道路交通法では、原則として自転車は車道を走るように定められているんだ。車道は、車だけが走る道路ではないはずだ。車は、自転車が走っていることをちゃんと見て、気を付けて走ってほしいよね。車はアクセルを踏めば動くけれども、自転車は、一生懸命ペダルを踏まないと動かないんだ。

次の日、加藤さんは歩行者という立場で、ディソシエーションをしてみました。

ディソシエーション

車道は、車も自転車も通るわけだから、どちらも気を付けて走らないといけないよね。車に乗った時には、自転車に乗っている人のことを考え、自転車に乗っているときには、車を運転している人のことを考えて、走るべきだよね。公共の道路なんだから、どちらが優位にあるとかではなく、共有の道路であるという意識を持つことが大切だよね。

アソシエーションの時には、車に乗っているときも自転車に乗っているときも、腹立たしい感情になっていた加藤さんでしたが、ディソシエーションをすることによって、腹立たしい感情は解消して、平常心を保つことができるようになりました。
理性が感情そのものをコントロールすることはできません。感情が湧き出てくるプロセスを理解し、ディソシエーションすることによって、マイナスの感情をコントロールすることができるようになってきます。

写真:The Freelens

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